きくらげの種類って1つじゃないの?きくらげの品種と特徴を解説!
皆さんこんにちは!
埼玉県で育った純国産きくらげをお届けする「あの日のはごたえ」店長、タクシーきくらげおじさんこと清水雄一郎です。
「きくらげ」と聞くと「中華料理に使われている黒いコリコリしたもの」という印象が強いと思いますが、実はきくらげの種類は1つだけではありません。
黒いきくらげもあれば白いきくらげもあります。
黒いきくらげの中にも肉厚なきくらげもあれば薄くてコリコリしたきくらげもあります。
このようにきくらげには種類、品種が存在します。
ここではそんなきくらげの種類について、品種とその特徴について解説します。
きくらげには「生」「乾燥」「粉末」3つの種類が存在!
皆さんがよく食べているきくらげは「乾燥きくらげ」ではないでしょうか?
そのため、「きくらげ=乾燥したもの」という印象が強いですが、実はきくらげには「乾燥きくらげ」に加えて「生きくらげ」「粉末きくらげ」と3つの種類が存在します。
それぞれのきくらげに特徴があり、料理での使い道が分かれます。
ここでは3種類のきくらげを紹介します。
きくらげを味わうなら生が1番「生きくらげ」
生のきくらげを食べたことはありますか?
きくらげ本来の味を楽しむのであれば「生きくらげ」が1番です。
生きくらげの最大の特徴は「食感」です。
きくらげ特有の「プリプリ感」「コリコリ感」は他の食べ物では味わうことができません。
もちろん乾燥きくらげでもこの特有の食感を味わうことができますが、生きくらげと比較してしまうと差は歴然です。
一番の違いは水分量にあります。
生きくらげは収穫したばかりであるため、最も水分量が多く新鮮な状態です。
乾燥きくらげは一度乾燥してしまうため、どうしても生きくらげの水分量に劣ってしまいます。
生のきくらげの特徴である「食感」を最大限に活かすため、料理では炒め物のような加熱調理ではなく、刺身のように生のまま食べられることが多いです。
生きくらげは水分量が多いことから傷みやすいため、早めに召し上がるようにしてください。
最も料理に使用しやすい「乾燥きくらげ」
先ほども述べたように、「乾燥きくらげ」は皆さんが最も馴染みのあるきくらげではないでしょうか?
その多くは中華料理で使用されています。
乾燥きくらげは、収穫したきくらげを一度乾燥させたものです。
乾燥させたものであるため、生きくらげとは違い長期保存が可能で、好きな時に使えるのが最大のメリットです。
一度乾燥してあるため、きくらげ特有の食感は生きくらげに劣りますが、乾燥きくらげも十分に食感を味わうことができます。
乾燥きくらげは水で戻してから使用しますが、戻す際にお湯ではなく水でゆっくり時間をかけて戻すことで、水分を多く含み生きくらげに近い食感になると言われています。
苦手だけど栄養を摂取したい方におすすめ「粉末きくらげ」
「粉末きくらげ」これはあまり聞き馴染みがないのではないでしょうか?
粉末きくらげは、乾燥きくらげを粉末状に加工したもので、別名「きくらげパウダー」と呼ばれています。
きくらげの最大の特徴は「食感」ですが、この食感と同じくらい重要な特徴が「豊富な栄養素」です。
きくらげには、カルシウム、ビタミンD、カリウム、鉄、リンなど豊富な栄養素が含まれています。
手っ取り早く栄養を補給することができるため、きくらげが苦手な方や、乾燥きくらげを水で戻すことが面倒な方におすすめです。
お湯やスープに溶かしたり、炒め物やサラダにまぶしたりとさまざまな使い方が可能です。しかし、きくらげの最大の特徴である食感を味わいたい方には、物足りないかもしれません。
「生」「乾燥」「粉末」と3種類のきくらげを説明してきました。
きくらげの種類によって保存方法や料理方法が異なってきます。
本記事では詳しく説明できませんので、気になる方はこちらの記事を見てみてください。
きくらげの品種とその特徴
肉厚が特徴「あらげきくらげ」
「あらげきくらげ」は、表が黒色、裏が白色の見た目をしており、毛が密集していることからこの名がつけられました。
あまり聞き馴染みのないきくらげですが、実は国内で流通しているきくらげの多くがこの「あらげきくらげ」となっています。
皆さんが知らず知らずのうちに食べていたのはきくらげではなく、あらげきくらげだったということです。
特徴としては、カサが大きく肉厚でプリプリ感が強く「きくらげ」と比較すると硬いと感じる方もいると思いますが、食べ応えのあるきくらげになっています。
コリコリ食感が特徴「きくらげ」
「きくらげ」は、表裏どちらも黒色で「くろきくらげ」とも呼ばれています。
特徴としては、あらげきくらげよりも薄くコリコリ感を味わえます。
生での販売は少なく、乾燥きくらげとして販売されることがほとんどです。
プリプリゼラチン質が特徴「しろきくらげ」
「しろきくらげ」は、透き通った白色で花びらのような形をしています。
特徴としては、ゼラチン質でプリプリしており、通常の料理だけでなくスイーツにも使用されています。
他のきくらげよりも食物繊維が豊富であり、見た目から「薬用きのこ」として扱われることもあります。
食用に向かない「ひめきくらげ」
「ひめきくらげ」は、黒色で表面がしわ状になっており、小さなカサが連結しあって不定形になっているため、大きく異様な形をしています。
味がなく、かつ柔らかすぎることから食用に向かないきくらげとされています。
美味しい国産の生きくらげを是非お召し上がりください!
きくらげの種類について、品種とその特徴について解説してきました。
しかし、日本で食べられているきくらげはほとんどが中国産です。
皆様に是非一度国産の美味しい生きくらげを食べていただきたいです!
お母さんが作ってくれたきくらげ料理が食卓に並んで・・・
子供の頃食べたあのはごたえを、家族で食べたあの風景と一緒に10年後や20年後に思い出してもらえるような・・・
自分が衝撃を受けたあの日のはごたえをたくさんの人に届けたい。
そんな想いを込めて『あの日のはごたえ』を生産しています。
まだまだ希少なきくらげの生産において、空き家課題と向き合いながらノウハウを活かし、新しい活用方法としてきくらげ業界を盛り上げたいです。
プロの目線から、きくらげの栽培方法を徹底的に研究してきました。
私たちは菌床から国産にこだわり純国産の肉厚な生きくらげを生産、お届けしています。
ぜひ一度、ご賞味ください!